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2021.10.15 保険診療

呼吸器内科

呼吸器内科(呼吸が苦しい、睡眠時に呼吸が止まるなど) (睡眠時無呼吸症候群に対するCPAP導入)

当院で対応している呼吸器疾患としては急性咽頭気管支炎、肺炎、気管支喘息や慢性気管支炎・肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患(COPD: Chronic Obstructive Pulmonary Disease)、睡眠時無呼吸症候群(SAS: Sleep Apnea Syndrome)などがあります。

気管支喘息について


通常私たちは空気を吸うときに、気道と呼ばれる空気の通り道を介して肺への酸素の取り込みを行い、二酸化炭素の吐き出しを行います。喘息患者さんの気道では、慢性的な炎症のために気道がむくみ、気道の中の分泌物が増えたりして、空気の通り道が狭くなっています。

そこに花粉・ダニ・ハウスダストなどのアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)やたばこの煙の吸入、気道感染、冷たい空気、ストレス等の刺激が加わると、それをきっかけに気道がさらに細くなり呼吸困難が起きてしまいます。

発作がひどい場合は命に関わることがあります。喘息の発作がないと内服薬の服用を中止してしまう方が多いのですが、気道・気管支の慢性的な炎症は収まっているわけではないので、発作がない時も継続的に薬を服用することが重要になります。

COPDについて

COPDは40歳以上の喫煙経験のある人に多い肺の病気です。主な初期症状は咳や痰、息切れといったありふれたものです。風邪や他の病気と間違えられたり、見過ごされることが多いのですが、重症化すると酸素療法が必要になるなど生命に関わってくる病気です。

1990年のWHO(世界保健機構)の統計では、COPDは世界の死亡原因の第6位にランクされています。今後ますます死亡率が高まり、2020年には世界の死亡原因の第3位になると予想されています。COPDの末期になると、常に酸素吸入が必要となる在宅酸素療法(HOT: Home Oxygen Therapy)が導入されます。

睡眠時無呼吸症候群について

睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病とも大きく関与しており、当院では睡眠時無呼吸の検査を施行し、必要な患者さんには経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP: Continuos Possitive Airway Pressure 経鼻的持続陽圧呼吸療法)の導入を行っております。

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